デルタフォース・オーバルに待望のラングラー用がラインナップ|2020 ジープ・ラングラー・ルビコン×デルタフォース

デルタフォース・オーバルに待望のラングラー用がラインナップ|2020 ジープ・ラングラー・ルビコン×デルタフォース

デリカD:5用サイズからスタートした「デルタフォース・オーバル」に、遂に輸入車用のサイズがラインナップ。新たに加わったのはPCD127の5穴、17×8.0J +40というジープ・ラングラー用だ。選択肢の多いラングラーのカスタムだが、独自のデザインからファンの多いデルタフォースが加わったことで、ますますカスタムが楽しくなりそうだ。

デルタフォース・オーバルに待望のラングラー用がラインナップ|2020 ジープ・ラングラー・ルビコン×デルタフォース

ベース車両はラングラー・アンリミテッド・ルビコン。ボディカラーは純正のスティールグレーで、これにメタル感の強い色合いが特徴的なマットスモークポリッシュのデルタフォース・オーバルを組み合わせている。

SUVや4WDの代名詞として知られるジープは、米陸軍の要請を受けて1941年に実戦投入された多目的小型四輪駆動車である。戦後はウイリス・オーバーランド社の下で民生用の生産を開始、その後はカイザーやAMC、クライスラーなどを経て、現在はステランティスにより生産されている。

自動車メーカーの再編成により、多国籍企業の傘下にはあるが、現在もアメリカを代表する本格的4輪駆動車として、アメリカ本国はもちろん、日本でも高い人気を誇っているのはご存知の通りだ。特に4ドア・モデルのアンリミテッドが登場してからは凄まじい勢いで販売台数を伸ばし続けており、過去10年間でその販売台数はなんと13倍に伸長した。もちろん、その原動力となっているのはラングラー・アンリミテッドだ。

アメリカでは2ドアモデルやプラグインハイブリッドモデルなど多彩なラインナップを誇っているラングラーだが、国内正規輸入モデルでは4ドアモデルのみ。2022年モデルからはパワートレーンも2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボエンジン(最高出力272ps)だけに集約されており、選択肢は狭まった。グレードはサハラとルビコンの2種類。上位グレードのルビコンはローレンジでの走行を可能にするロックトラック4×4システムを搭載するなど、よりオフロードにおける走破性を高めたモデルとなっている。

デルタフォース・オーバルに待望のラングラー用がラインナップ|2020 ジープ・ラングラー・ルビコン×デルタフォース

まだまだ装着例の少ない組み合わせだけに、フィールドでもよく目立つ組み合わせ。デルタフォース・オーバルは、写真のマットスモークポリッシュに加え、マットブラックやブラックマニシングのカラーも用意されている。

ラングラー用が追加設定されたデルタフォース・オーバル

写真はそのラングラー・アンリミテッド・ルビコンをベースにホイールブランドのデルタフォースがカスタマイズを加えた個体だ。これまでは国産モデルを中心にラインナップを広げてきたデルタフォースだが、2022年よりラングラー用の適合サイズを追加。ギア感の強いデルタフォース・オーバルが、遂にジープ・ラングラーにも装着できるようになり、デモカーとして製作されたのがご覧の1台である。

デルタフォース・オーバルに待望のラングラー用がラインナップ|2020 ジープ・ラングラー・ルビコン×デルタフォース

ラングラー用のサイズ(17×8.0J +40 / 5-127/ hubφ71.6)が追加設定されたデルタフォース・オーバルを装着したラングラー。MILナットにはガンブラックを組み合わせるなど、細部までこだわったセットアップだ。

ホイールは用意されている3カラーの中からマットスモークポリッシュをチョイス。メタル感を強調したカラーは、純正スティンググレーのボディカラーとも相性が良く、単調になりがちなラングラーの色合いを上手にコントロールしている。

現車はさらにキャンプシーンでの使い勝手を向上させるためにオーストラリア製ルーフラックのライノラック・パイオニア・プラットフォームを装着。270度に展開できるバッドウイング・オーニングも取り付け、どこでも簡単にアウトリビングを設けることができるようにカスタマイズされている。

存在感の強いラングラー・アンリミテッドはタイヤ&ホイールのカスタマイズだけでも十分絵になるが、キャンプモービルとして捉えると積載能力に不安が伴う。その点、ルーフラックを装着することで、荷室の容量不足はカバーすることができる。写真のようにアルミコンテナを活用すれば、さらに見た目もワイルドになり、フィールド映えのする1台が出来上がるだろう。

CONTACT|DELTA FORCE(WHEEL)
WEB|https://www.force-wheels.jp
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTOS
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|Cal Vol.46

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