あまりにも美しいポルシェ 935“モビーディック”は、なんとオール電化仕様!

セマショー 2023|SEMA SHOW 2023

セマショー2023のセンターホール・エントランスに堂々とディスプレイされたポルシェ935ルックのカスタムモデルは、コンセプト・アーティストのカイザー・サリーム(KHYZYL SALEAM)がデザインし、ファッションブランド・アクロニウムのデザイナー兼共同創設者であるエロルソン・ヒュー(ERROLSON HUGH)と共に、カリフォルニアのビシモト・エンジニアリング(BISHIMOTO ENGINEERING)が製作した車両だ。

車両は見ての通り1970年代のポルシェ935“モビーディック”をイメージしているが、フロントバンパーの左右にはモダンなLEDライトを装備。センターフロントフェイシアやサイドスカートエクステンションをリデザインし、ロングテールもオリジナルの935よりも強調されている。

そして、なんとパワーソースは驚くことにEVなのだ。

セマショー 2023|SEMA SHOW 2023

▲オリジナルよりもロングテール化された935ルック。パワーソースはEVへと換装されている。

この車両は何度かのモデルチェンジを経ており、ポルシェ・ファナティックのひとりマグナス・ウォーカー(Magnus Walker)のYouTubeチャンネルなど、数多くのメディアに登場している。あれこれ記述するよりも以下のYouTubeをぜひご覧あれ。

SPECIFICATIONS
BOOTH BISIMOTO ENGINEERING
MODEL ACRONYM BISIMOTO PORSCHE 935 MOBY_X
VEHICLE DESIGN KHYZYL SALEEM
PRODUCTION BISHIMOTO ENGINEERING
OWNER / BUILDER ERROLSON HUGH(ACRONYM DESIGNER AND CO-FOUNDER)

【出展車両などの詳細は以下のセマショー2023リンク集を参照ください】
https://calog.net/archives/tag/2023-sema-show

ABOUT SEMA SHOW|「セマショー」とは
「セマショー」は米国自動車用品工業会(Specialty Equipment Market Association=SEMA)が主催する世界最大級のアフターパーツトレードショー。毎年11月の第一週にラスベガスコンベンションセンター(LVCC)で開催されている。会場は屋内床面積だけでも約5.5万坪。幕張メッセ(約2.2万坪)の倍以上もある巨大なイベントである。

※本記事は出版物(本誌)よりも先に、Cal Online(https://calog.net)にてオンライン版の記事を先行公開した「デジタルファーストアーティクル」にて制作されたものです。

CONTACT|SEMA
WEB|https://www.semashow.com/
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2023
SOURCE|Cal Vol.55

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