JTグラディエーターのルーツ!? ジープCJをベースにした貴重なC.O.E.トラック

セマショー 2023|SEMA SHOW 2023

ミシガン州アナーバーに本社を置く、ピックアップトラック用アクセサリーブランドのリアルトラックのブースに、ユニークな車両が出展されていた。

ジープのピックアップトラックといえば現行モデルのJTグラディエーターを思い出す人が大半だろうが、ジープ・ブランドのトラックはグラディエーターだけではない。

よく知られるようにワゴニアをベースにした初代グラディエーター(後にJ10へと改称)や、チェロキーをベースにしたコマンチもあった。

セマショー 2023|SEMA SHOW 2023

▲カスタムファブ製の荷台を装着した1962年型ジープ FC170。

FC(FORWARD CONTROL)シリーズはこうしたジープ製ピックアップトラックよりもさらに古い1956年に、ジープ CJ-5のシャシーを流用して製作された、いわゆるC.O.E.=キャブオーバーエンジンの多目的トラックである。

写真はそのロングホイールベース版である1962年型ジープ・FC170をベースにカスタムされたオーバーランド仕様だ。

ステンレスとアルミを組み合わせて製作されたベッドは、オリジナルではなく、ペンシルバニア州キッタニングを拠点とするトレーラーメーカーのカスタムファブ製で、コンテナスタイルのカーゴキャビンやスライド式のカーゴボックスを備えるなど実用性の高いカスタマイズ。カーゴボックスの上にはちいさなルーフトップテントも備えている。

足元はカリフォルニアのレースライン製ホイールにファルケン製タイヤの組み合わせ。

ユニークな外観の車両だが、FCシリーズの生産台数は総計3万台程度といわれており、希少価値の高い車両でもある。

セマショー 2023|SEMA SHOW 2023

▲FC170はFC150をロングホイールベース化したモデル。

SPECIFICATIONS
BOOTH REALTRUCK
MODEL 1962 JEEP FC-170
BED CUSTOM FAB TRAILERS
WHEEL RACELINE
PRODUCTION RPM Off-Road Garage
OWNER / BUILDER Steve Lam(RPM Off-Road Garage)

【出展車両などの詳細は以下のセマショー2023リンク集を参照ください】
https://calog.net/archives/tag/2023-sema-show

ABOUT SEMA SHOW|「セマショー」とは
「セマショー」は米国自動車用品工業会(Specialty Equipment Market Association=SEMA)が主催する世界最大級のアフターパーツトレードショー。毎年11月の第一週にラスベガスコンベンションセンター(LVCC)で開催されている。会場は屋内床面積だけでも約5.5万坪。幕張メッセ(約2.2万坪)の倍以上もある巨大なイベントである。

※本記事は出版物(本誌)よりも先に、Cal Online(https://calog.net)にてオンライン版の記事を先行公開した「デジタルファーストアーティクル」にて制作されたものです。

CONTACT|SEMA
WEB|https://www.semashow.com/
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2023
SOURCE|Cal Vol.55

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