オーバーランドスタイルに仕立てた 300系ランクルのカスタムスタイル
- 2023/8/16
- CAR
- ランドクルーザー, デルタフォース, デルタフォース・オーバル, トヨタ・ランドクルーザー, 300
カンガルーなどの大型動物との接触事故による車両破損を避けるために、オーストラリアで開発されたというカンガルーバー。国内でも愛用者を見かけるが、装着後はどうしてもフロントヘヴィになりがちだ。ここで紹介するランドクルーザーは、オーストラリア製のバンパーを使いながらも、上部を大胆にもカットするなどヘヴィデューティな雰囲気は残しながらも均整のとれたバランスのいい一台として仕上げられたもの。足元には新作のデルタフォース・オーバル20インチも装着し、注目度の高い300系ランクルカスタムとして仕立てられている。
納期を待ち侘びる人々を尻目に、いち早く300系ランドクルーザーを手にしたオーナーによるカスタムスモデルが姿を現し始めている。
新潟県新潟市を拠点とする「ヤマダ商店」が製作したランドクルーザー300も、新型モデルの納車を待ち侘びる人々から羨望の眼差しを向けられるだろう、完成度の高い一台だ。
GRSをベースにしたこの車両は、昨春に納車されて以来、足回りから外装パーツまで少しずつオーナーがカスタマイズを重ねてきたというもの。
タイヤ&ホイールのアップデートからJAOS製フェンダーガーニッシュ、ライノラック製ルーフラックなど、ボルトオン・パーツを中心にカスタマイズを行ってきたが、より個性あふれるスタイリングを求めてオーストラリア製のフロントバンパーを装着。
さらに本誌の撮影に合わせてバンバー上側のガード部分を大胆にもカット。全体をラプター塗装で仕上げることで、よりスマートな印象に仕上げるなど、細かなアップデートを重ねている。
カスタマイズされたフロントバンパーは、ライトやグリル部分のパイプ類がなくなったことで、フロントへヴィだった印象をやわらげることができ、均整のとれたスタイリッシュなエクステリアに仕立てられているのが特徴になっている。
カスタムパーツとはいえどもそのまま取り付けるだけでなく、自分なりの解釈を加えることでより個性を際立たせている点からも、オーナーのセンスの良さを感じとれる部分だ。
特殊なサイズであるがゆえに選択肢の少ないランドクルーザー300では、ホイールのチョイスも悩みどころ。
その点、人気の高いデルタフォースの、しかも新作の20インチとなれば、誰もが注目するポイントになるだろう。
今後はリフトアップとKC製ライトの埋め込みも予定しているそうだから、進化は止まらない。
オーナーはイベントなどに出展することも多いというから、運がよければ実車を前にその出来上がりを細かくチェックすることができるかもしれない。
CONTACT|DELTA FORCE(WHEEL)
WEB|https://www.force-wheels.jp
CONTACT|ヤマダ商店(CUSTOM)
WEB_https://www.yamada-shouten.net
CONTACT|EXIZZLE-LINE(RHINO RACK)
WEB|https://exizzle-line.co.jp
Instagram|@gaku.a.craft
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|Cal Vol.47
※商品の詳細(価格・サイズなど)は掲載時のものとなります。
※本WEBサイトにて掲載されている写真及びテキストの無断転載を禁じます。