東京オートサロン2024|日本未発表のGX550のカスタムスタイルも登場!
- 2024/1/14
- CAR
- 東京オートサロン2024, TOKYO AUTO SALON 2024

コロナウイルスの影響から解放された「東京オートサロン2024」。海外からの来場者も急増し、名実共に世界最大級ともいわれるカーショーとして賑わった。今回は気になるSUVを中心に御紹介して行こう。
JAOSから国内未発表のGX550カスタムバージョンが登場!
会場内で大きな注目を集めたのが「JAOS」ブース。LEXUSブランド単独でのブース出展はなく、しかも実車のGX550は日本国内正式発表前でありながらも、先にそのカスタムモデルが展示されたのだから、来場者も思わず“二度見”したはずだ。ブースにはGX550“オーバートレイル”JAOSバージョン(左)とLX600 TEAM JAOS 2023バージョン(右)の2台が展示された。

▲JAOSブース。

▲LEXUS GX550“OVERTRAIL”JAOS ver.

▲LEXUS LX600 TEAM JAOS 2023 ver.。
【画像ギャラリー:LEXUS GX550“OVERTRAIL”JAOS ver.】
【画像ギャラリー:LEXUS LX600 TEAM JAOS 2023 ver.】
初披露! ランドクルーザー“70”JAOS style
新型ランドクルーザー“70”JAOSスタイルは、現在開発中のオリジナルパーツを随所に盛り込んだ最新のデモカー。ラダーやホイールなどを覗く装着パーツの大半はモデリスタ取扱のオプションパーツとして取り扱われている。また、車体後部には本格キャンピングカーを製造するトイファクトリー製のベッドキットもインストールされている。

▲新型ランドクルーザー“70”JAOSスタイル。

新型ランドクルーザー“70”JAOSスタイル。
パジェロで一世風靡したJAOSが新型トライトンを手がけた!
新型ミツビシ・トライトンをベースにしたJAOSスタイル。ハイラックスで培ってきたピックアップトラックのカスタマイズを、トライトンにも展開。かつてはパジェロで一世風靡したJAOSならではの、ミツビシ車両との新タッグはデリカ・ミニでも見ることができた。

▲新型ミツビシ・トライトンJAOS style。
新型ランドクルーザー“70”にブラッドレー・フォージド匠を装着
「4×4エンジニアリングサービス」が展示した新型ランドクルーザー“70”。足元には新型70(GDJ76)に装着可能な同社の最高峰鍛造ホイールであるブラッドレー・フォージド匠を装着。

▲ブラッドレー・フォージド匠を装着したランドクルーザー“70”。
バイクのトランスポーターに最適な国内未発売の小型トラック
「群馬トヨタ」から出展されたのは、タイで発売が開始された新型のトヨタ・ハイラックス・チャンプ。荷台はバイクのトランスポーターとしても使えそうな縞鋼板製のフラットベッド。国内販売されれば、一部のマニアに重宝されそうなモデルだ。

▲新型のトヨタ・ハイラックス・チャンプ。

▲新型のトヨタ・ハイラックス・チャンプ。
クリムソンから新作ホイール2モデルがデビュー
「クリムソン」からは新作ホイール2モデルが発表された。95プラドに装着されているのは「ディーン・BJメキシカン」。JB64ジムニー向けの16×5.5J(インセット:+20mm/P.C.D.:139.7-5H)からJB74向け16×6.0J(インセット:マイナイス20mm/P.C.D.:139.7-5H)。他にトヨタ系SUVに最適なP.C.D.:139.7-6H(インセット:+38mmおよび+25mm)の16×6.5Jがラインナップされている。
一方のJB74ジムニーシエラに装着されているのは「MGアーマーエフエフ」はフォローフォーミング製法で製造された新型ホイール。こちらはP.C.D.:139.7-5H、139.7-6H、114.3-5Hなど合計8サイズが用意されている。

▲クリムソンブース。

▲MGアーマーエフエフを装着したJB74ジムニー・シエラ。

▲ディーン・BJメキシカンを装着した95プラド。

▲ディーン・BJメキシカン。
デルタフォースから新型ホイール「オーバーランダー」が初披露
デルタフォースから発表されたのは新作の「オーバーランダー」。排土性の高い5本スポークデザインを特徴としており、デリカD:5用、JB74ジムニーシエラ用、ハイエース用などがラインアップされる。

▲デリカD:5に組み合わせたデルタフォース・オーバーランダー。

▲ハイエースに組み合わせたデルタフォース・オーバーランダ。ー
アメリカ車の雰囲気を味わえる国産車
「アルパインスタイル」からは好評を博してきたカリカ(ハイエースベース)、ハバナ(ライズベース)に加え、ソノバ(NV200バネットベース)、ベアス(ジムニーベース)、ベアスプラス(ジムニーシエラベース)が発表された。どちらもアメリカンスタイルのデザインが施されたモデル。また、これらの車両を統括する「Cal’s Motor(キャルズモーター)」が新ブランドとして冠られることが発表されている。

▲アルパインスタイルのブース。

▲JB64ジムニーをベースに製作されたベアス(JB74ジムニーシエラをベースにしたモデルはベアスプラスとなる)。

▲NV200バネットをベースに製作されたソノバ。
懐かしの名車をジムニーで再現
ダムドの新作はジムニーベースのカスタムスタイルを初披露。リトルサンクは名車ルノーサンクターボをテーマに、リトルデルタはランチアデルタをテーマに仕上げたスタイリング。足元には懐かしのOZホイールを完全復刻。また、ハイエースをベースにしたディフェイスも出展された。

▲ルノーサンクターボをテーマにしたリトルサンク。

▲ランチアデルタをテーマにしたリトルデルタ。

▲ディフェンダーをほうふつとさせるディフェイス。
海外仕様純正部品を装着したブラッククルーザー
トヨタ車体「ランクルBASE」は、新型ランドクルーザー70をベースに外装をマットブラック塗装で統一したブラッククルーザーを参考出品。車体にはシュノーケル、アルミホイールなど海外仕様純正部品を装着している。

▲トヨタ車体「ランクルBASE」が出展したブラッククルーザー。

▲昨年の「東京オートサロン」に出展され、大きな話題を呼んだランクル40×ランクル70も再登場。前回からボディを改造してラジエーターを搭載。さらに排ガス基準・法規に適合させ公道走行を可能にするなど、アップデートされている。
まだまだ見逃せない注目車両

▲ニッサン・エクストレイルをベースに、オフロードテイストをより強めた参考出品のコンセプトカー。ロッククローリングの世界をテーマにしたエクステリア。

▲ニッサン・キャラバンをベースにした防災支援車両。車両にはポータブルバッテリー from LEAFを複数搭載し、避難時のライフラインのひとつとしても稼働できる。

▲「エクシズルライン」ブースに出展されたランドクルーザー300。本誌でも一度掲載した車両だが、各部がさらにブラッシュアップされている。

▲こちらも「エクシズルライン」ブースに出展されたランドクルーザー300。足元はデルタフォース・オーバルとモンスタ・マッドウォーリアーの組み合わせ。

▲「アーティシャンスピリッツ」から出展されたランドクルーザー300。ボディキットでドレスアップした車体に22インチのコラートA7プロホイールの組み合わせ。

▲「MLJ」ブースに出展されたハイラックスとデリカD:5。ハイラックスはKM552 IMS(17×8.5J)を装着。デリカD:5にはアメリカ カリフォルニア発TSWブラックライノ製ホイールを装着。

▲「MLJ」ブースに出展されJB74ジムニーシエラ。XTREMEJ XJ07(16×6.0J)を足元に装着。

▲マットブロンズというカラーチョイスがセンスの良さを感じさせる。

▲「トーヨータイヤ」ブースに出展された新型ミツビシ・トライトン。タイヤにはオープンカントリーR/Tを組み合わせている。

▲「宮城トヨタ」から出展された新型ランドクルーザー70。足元にはマットシャドーブラックのブラッドレー・フォージド匠を装着。タイヤはオープンカントリーM/TのLT265/70R17を組み合わせる。

▲アウトクラスカーズが製作したジムニーのカスタムスタイル。毎回各部をアップデートして変化を見せている。

▲GMG ブースに出展されたランドクルーザープラド。
イベント概要|ABOUT EVENT | |
イベント名 | 東京オートサロン2024(TOKYO AUTO SALON 2024) |
開催日 | 2024年1月12日(金)〜1月14日(日) |
場所 | 幕張メッセ(千葉県) |
主催 | 東京オートサロン実行委員会 |
WEB | https://www.tokyoautosalon.jp |
※本記事は出版物(本誌)よりも先に、Cal Online(https://calog.net)にてオンライン版の記事を先行公開した「デジタルファーストアーティクル」にて制作されたものです。
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2024
SOURCE|Cal Vol.56
Copyright © CLASSIX
本WEBサイトにて掲載されている写真及びテキストの無断転載を禁じます。