スズキ・エブリィで楽しむ軽VANカスタムの世界|スズキ・エブリィ×ディーン・クロスカントリー

国産車のボディタイプ別販売ランキングで堂々1位を独占している軽自動車。ワンボックスタイプの軽ワゴン&バンも4位につけるなど、安定した人気を誇っている。車種別で見ても乗用車の上位モデルは大半がワンボックスやトールボディの軽自動車が並ぶ。使い勝手と経済性を両立させた軽自動車は、日本全国どこでも根強い人気を誇っているのだ。徳島の「アウトクラスカーズ」ではその軽自動車をベースにしたカスタムで人気を博す存在だ。

ディーン・クロスカントリー|DEAN CROSS COUNTRY

▲フロントにスペアタイヤ・キャリアを装着したエブリィのコンセプトカー。足元にはオープンナットのディーン・クロスカントリーを組み合わせている。

ジムニーのプロショップとして知られる徳島県の「アウトクラスカーズ」。じつはランクルやアルファードなどのトヨタ車も手がけるなど、多様な車種に対応するカスタムショップでもある。特にここ数年はスズキ・エブリィのカスタムオーダーが顕著に目立つようになってきているそうだ。

アウトクラスカーズが提供するエブリィのカスタムは基本的にフルコンプリート。もちろんパーツ単品でも購入は可能だが、顧客の大半が半ばお任せで車両のカスタムを発注するという。その際に威力を発揮するのがデモカーの存在。「あの赤いヤツ」とか 「青いエブリィみたいな感じで……」など、サンプルとして重宝されている。

今回取材させていただいた車両はいずれもこうしたデモカーとして使用されている個体で、ライトカスタム的なものから、徹底的に作り込んだものまで“三車三様”。唯一共通しているのが、じつはホイール。どの車両にもクリムソン製のディーン・クロスカントリーが装着されているのだ。

ディーン・クロスカントリー|DEAN CROSS COUNTRY

▲「アウトクラスカーズ」のデモカーとして製作されたエブリィ。写真左(白)は車高30mmアップのチョイ上げ仕様。写真右(赤)は4インチ(約101mm)ほど車高を上げたコンプリートカーだ。

ランクルやハイエースなど、大型車に人気の高いクロスカントリーは、ジムニーやエブリィなどの軽自動車にも適合するサイズが用意されている。さらに標準装着されるセンタープレートを外してオープンナットにして楽しむこともできるなど、スタイルに合わせて柔軟に見せ方を変えられるのが人気の秘密。

ダムド製リトルDフェイスキットや4インチのリフトアップなどで徹底的に作り込んだ場合には、無骨なオープンナットで。“チョイ上げ”程度のライトカスタムなら足元をより強調する意味でもセンタープレートを取り付けて、ディーン・クロスカントリーを強調するのもあり。仕上がりの違いは、3台のエブリィを見てもらえれば一目瞭然だろう。

ディーン・クロスカントリー|DEAN CROSS COUNTRY

▲ダムド製リトルDフェイスを装着したデモカー。バンパーやスキッドプレートはアウトクラスカーズ製だ。

「釣りやキャンプなどのアウトドアから、作業・運搬の仕事用まで、オーナーの使い方も千差万別なエブリィには、スタイルを選ばないディーン・クロスカントリーが一番しっくりきますね」と、アウトクラスカーズ代表の赤地さんは語る。

ホイールチョイスのポイントは「全体最適」。足元だけが目立つのはしょせん「部分最適」でしかない。カスタムショップのオーナーが自信を持って勧めるディーン・クロスカントリーなら、どんなスタイルにもぴったりハマりそうだ。

CONTACT|CRIMSON(WHEEL)
WEB|https://www.crimson-inc.co.jp
CONTACT|OUTCLASS CARS(CUSTOM)
WEB|https://outclasscars.com
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|Cal Vol.49

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