ドーナツ・デリリクツ(Donut Derelicts)|アメリカの自動車イベントを徹底ガイド!

ハンティントンビーチのモーニングクルーズ|ドーナツ・デリリクツ(Donut Derelicts)

毎週土曜日の午前5時から午前8時頃までの3時間、ハンティントンビーチ(Orange County, City of Huntington Beach)のドーナッツ屋さんの入る駐車場で開催されているのが「ドーナツ・デリリクツ(Donut Derelicts)」。ホットロッドを中心に毎回200〜300台ほどの車両が集まっている。

世界最大級のサーフィン大会として知られる「USオープン・サーフィン・イン・ハンティントンビーチ(US Open of Surfing in Huntington Beach)」が開催されるのがハンティントンビーチだ。

全長14kmもの海岸線に接するハンティントンビーチの名称は、ヘンリー・ハンティントンが所有する不動産開発業のハンティントンビーチ・カンパニー(旧ウェストコースト土地水会社)が開発したことに由来する。かつては石油採掘も盛んで、石油用のポンプは今でも市内に点在して見られる。

ハンティントンビーチのモーニングクルーズ|ドーナツ・デリリクツ(Donut Derelicts)

「ドーナツ・デリリクツ(Donut Derelicts)」は、そのハンティントンビーチの海岸線から少し内陸に入ったマグノリア(Magnolia)とアダムス(Adams)の交差点にあるドーナツ屋さん「アダムズアベニュードーナッツ(Adams Avenue Donuts)」で、1985年に始まった。

イベントは「アダムズアベニュードーナッツ」のある商業施設の駐車場で開催されており、毎回200〜300台のストリートロッド(Street Rod)、ホットロッド(Hot Rod)、クラシックVW、カスタムトラックなどが集まってくる。

ハンティントンビーチのモーニングクルーズ|ドーナツ・デリリクツ(Donut Derelicts)

注意したいのは時間帯だ。毎週土曜日の朝6時頃〜9時頃までとなっているが、日によっては6時前にはかなり集まっており、7時過ぎには帰る人も増えてくる。8時過ぎには大半が帰ってしまっていることも多いので、たっぷり楽しみたいなら、ちょっと頑張って朝6時前には会場に入っている方がいいだろう。

なお、イベントはエントラント(クルマを見せにくる側)も、見る側も入場は無料。観光客がイベントを楽しむ際は駐車場の端の方にクルマを止めて、駐車されている車両をぶらぶら眺めて楽しもう。

ハンティントンビーチのモーニングクルーズ|ドーナツ・デリリクツ(Donut Derelicts)

アダムズアベニュードーナッツは毎日朝5時に開店しているから、会場の大半のオーナーたちと同じように店頭でコーヒーを注文して、朝ごはん代わりにドーナツを食べるとお腹も落ち着く。

朝早いのは難点だが、その分観光旅行のスケジュールには影響がないので、南カリフォルニアへ観光の際にはぜひとも立ち寄ってみてほしい。

モーニングクルーズとは
カーショーの一種。アメリカではダイナーなどに愛車を乗り付けて自慢のクルマを見せ合う「クルーズナイト(Cruise Night)」という自動車文化があったが、治安の問題もあり徐々に週末の朝に開催されるように遷移していった。それが全米各地で見られる「モーニングクルーズ(Morning Cruise)」である。最近では「カーズ&コーヒー(CARS & COFFEE)」と呼ばれることもある。なお、エントリー(クルマを見せる方)も入場(クルマを見にきた人)も、どちらも入場は無料。エントリーしたクルマも時間内に自分の都合で出たり入ったりするが、基本的にクルマを見せにくるだけでその他のアクティビティはない。for Sale(売りたし)の看板を掲げているエントリー車もある。

イベント概要|ABOUT EVENT
開催日 毎週土曜日
開催時間 05:00〜09:00(※07:00頃から徐々に帰り始める人が多い)
場所 アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチ・ドーナツ・デリリクツ駐車場)
入場料 無料
エントリー 無料
英語力 不要
WEB https://www.donutderelicts.com/
注意 予約も不要、料金もかからない。必要なのは自由に動けるレンタカーだけ。本ページ内の住所を頼りに「アダムス・アベニュー・ドーナツ」のある駐車場へ向かう。「ドーナツ・デリリクツ」のエントリー車とともに駐車場へ入る。レンタカーなら遠慮して少し離れた場所にパーキングしよう。クルマを見せる方(エントリー)は駐車場のドーナツ店に近いエリアにクルマを止めている。ゲートも入場口もないので、レンタカーをとめたら、しっかり施錠だけしてイベント会場へ。※車内に荷物(特に貴重品)が見えないように事前に工夫しておこう。セダンタイプならどんな荷物であっても、トランクに入れて外から見えないようにしてほしい。なお、当日の天候などによって台数はかなり変わってくる。雨の日は少ないが、降雨時はほとんど集まらない可能性が高い

※本記事は出版物(本誌)よりも先に、Cal Online(https://calog.net)にてオンライン版の記事を先行公開した「デジタルファーストアーティクル」にて制作されたものです。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2023
SOURCE|Cal Vol.50

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