ベースとなっているのは、『グリーンベル』の最新作である『スタイル03』。無垢の杉材を横張にした外装から、いかにもアメリカンハウスをイメージさせるキットハウスだ。上から見るとL字型の室内に、エントランスに施行されたウッドデッキという組み合わせは標準モデルの『スタイル03』と一緒。

しかしながら、この『Cal KOYA（キャル小屋）』では前述したデザインコンクリートの施工費用を予め価格に含めたパッケージとすることで、仕上がりイメージを具現化。デザインコンクリートの仕上がりや価格に関して明確化しているのが大きな特徴だ。

もっとも、建築やデザインコンクリートの施工にあたる職人の交通費は（場所によっては宿泊費も）、別途実費請求となるので、気になる方はまず見積もりをとる事をお勧めする。

また、価格に含まれるデザインコンクリートはエントランス脇の外壁1箇所のみ。写真のサンプルでは石積みの壁の上から塗ったセメントが経年変化で劣化・落下し、躯体が露わになってしまったという想定の仕上げとしている。本物の石積みの壁に見えるが、実際は特殊なセメントで整形した偽石であるため、壁の厚みは数センチしかない。

それでもしっかりと凹凸が入り、ひび割れた石も再現するなど、近くで見ても本物と区別ができない完成度である。

なお、標準価格の中にはロゴ1点の施工も含まれており、デザインデータさえあればご覧の“Cal KOYALIFE”以外のオリジナル・ロゴでの施工も可能（オプション）。

さらに石積み以外でも古びた煉瓦やコンクリート風など、デザインコンクリートのカスタマイズにも対応できるので、自分仕様に変更することもできる。オプションで躯体を横方向に延長させたり、ウッドデッキや木製フェンス、カバードパーチ用の軒などを追加したり、『Cal KOYA（キャル小屋）』をベースにさらにカスタマイズを楽しむのもいいだろう。

気になる方は是非お気軽に『グリーンベル』までお問い合わせを。

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