見た目以上に快適な座り心地のフォールディングチェア|アウトサイドイン・チビチェア

アウトサイドイン|OUTSIDE IN

優しい風合いの天然木を材料にした木製ファニチャーを数多くリリースしている「アウトサイドイン(OUTSIDE IN)」から、新作チェアが登場。大きめの肘掛けや曲げ木を使用した背もたれなど、座った時に自然と椅子に包み込まれる様な快適さを追求した、心地いいニューモデルだ。

アウトサイドイン|OUTSIDE IN

▲シートカラーはストライプや単色など4色展開を予定。収納方法は2通り。フラットに2つ折りとしてたたむこともできる。

新潟県三条市を拠点に家の中でも外でも使える木製家具を製作している「アウトサイドイン」。肘掛けを持ち上げて前後に動かすと背もたれの角度を変えられるという「カチャカチャチェア」や、天板をクルクルと巻き取ってコンパクトに収納できる「クルカルテーブル」など、ユニークで使い勝手に溢れた製品をリリースしているお馴染みの人気ブランドだ。

そのアウトサイドインから、新作のフォールディングチェアが発表された。

「チビチェア」と名付けられたニューモデルは、同社シリーズの中ももっとも小ぶりなサイズとなり、使用後は分解収納したり、ワンアクションで二つ折りにしたり、持ち運びにも便利なローチェアだ。

アウトサイドイン|OUTSIDE IN

▲背もたれやフレームバーを取り外して分解することで、さらにコンパクトに収納することも可能だ。

素材はフレームにオークやウォルナットといった木材を使用。シート地にはサラッとした触り心地のビニールコートポリエステルを採用している。

組み立ては6つの部材をフレームに付属する金属製のコネクターを使って組み立てるようになっており、定番のカーミットチェアとよく似た構造だ。

もっとも、前脚部は上下に金属プレートを配置するなど、「チビチェア」はより安定感を高める工夫が施されている。

アウトサイドイン|OUTSIDE IN

▲「チビチェア」組立時の幅は約590mm。定番のカーミットチェア・スタンダードは約530mm、同ワイドが約580mmとなり、比較するとワイド版よりもさらに幅広い。

背もたれの部材もオーク材の曲げ木を使用しているため、座った時に優しく包み込んでくれる。

組み立てるとやや後方にのけぞる様なスタイルになり、座り心地も上々。収納時にも邪魔にならないウォルナット製の小ぶりな肘掛けも付属している。この肘掛けは寛ぐ際だけでなく、立ち上がる際にも使いやすいちょっと大きめサイズだ。

アウトサイドイン|OUTSIDE IN

▲「チビチェア」の座面高は280mmでカーミットチェアの約320mmと比較すると少し低く設計されている。

SPEC
ブランド アウトサイドイン(OUTSIDE IN)
モデル チビチェア
サイズ W590×D520×H670mm(組立時)
W590×D190×H150mm(分解収納時)
H280mm(座面高)
カラー 4色
価格 4万4000円(税込)
WEB https://www.outside-in-jp.com

ABOUT OUTSIDE IN|アウトサイドインとは
アメリカ人の家具職人クリスさんが新潟県三条市で手がけるアウトドアおよびインドア向けのファニチャーブランド。主に米国産のオーク材、ウォールナット材、チェリー材など高級落葉樹を使用した木製家具を製作している。家の中・外のどちらでも楽しめるアイテムは自社工房や金属加工の町燕三条地域において、一つひとつハンドメイドで製作されているのも特徴のひとつ。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2023
SOURCE|Camp Goods Magazine Vol.30

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