シーンに合わせて楽しむ大人の冒険旅行|YAMAHA Ténéré700 ABS

四輪から二輪に乗り換えるだけで、旅は途端にエキサイティングなものとなる。それがアドヴェンチャーモデルであるならば、キャンプ道具を満載して大人の冒険旅行へと旅立つことも容易となるだろう。シーンに合わせて移動手段を変えることができるのは、六輪生活における最大の魅力のひとつである。

自動車旅行の一種である“オーバーランド”が、近年にわかに注目を浴びている。もともとはアフリカ大陸を舞台にバスやトラックを改造した車両で移動し、夜はテントに宿泊するというオートキャンプスタイルの自動車旅行を指したものだが、あまり複雑に考えず、陸路で楽しむ冒険旅行と考えればいいだろう。

残念ながら日本国内では、広大な大陸を舞台に野営をしながら何日もかけて目的地まで移動するというというダイナミックな自動車旅行はできないが、こうした冒険旅行をイメージした車両をカスタムして楽しむことはできる。4WDモデルをベースにカーサイドタープやルーフトップテントなどを装着し、キャンプ道具を満載して走り出せば、十分に冒険旅行の気分を味わえるからだ。

“オーバーランド”をバイクで楽しむのであれば、アドヴェンチャーモデルの「テネレ700 ABS」が最適だ。2022年モデルでは新カラーが3色登場。より一層魅力的な選択肢が用意されている。


ヤマハの「テネレ700 ABS」は、このようなオーバーランドスタイルの旅を“バイクで実現する”のに最適なアドヴェンチャーバイクである。快適性とトルクフルで扱いやすい688cc直列2気筒エンジンを搭載した4ストロークのビッグオフロードマシンは、パリ・ダカールラリーで活躍した名車「XT500」をルーツに持つ由緒正しき後継者であり、大陸を移動しながら旅を続けるオーバーランドスタイルにも相応しい。

2022年モデルではユーロ5に相当する平成32年国内排ガス規制に適合させた上、3バリエーションの新カラーを投入。写真の「ブラックメタリックX」はソリッドグレーとブラックを組み合わせたモダンな組み合わせだが、他にもホワイトをベースに赤いストロボラインを配し、ゴールドカラーのリムを組み合わせた「ラジカルホワイト」や、ブルーとブラックを基調にした「ディープパープリッシュブルーメタリックC」など魅力的なカラーバリエーションを取り揃えている。

専用設計のリンク式モノクロスサスペンションにより、一般道からラフロードまで快適なライディングを楽しめる「テネレ700 ABS」。トルクフルな直列2気筒エンジンは扱いやすく、前後のバランスに優れたABS標準装備のブレーキシステムなど安全性にも配慮されている。

もちろん、アルミ製のサイドケースやエンジンガード、リアキャリア、LEDフォグライトキットなどの純正アクセサリーも充実しており、アドヴェンチャースタイルの旅を楽しむための装備も万全。まさに冒険旅行に最適な1台である。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
STYLING|KAZUNARI HAYAKAWA
MODEL|MARK 
PUBLISHED|2022
SOURCE|Cal Vol.46
CONTACT|ヤマハ発動機
WEB|https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/


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