恒例の代官山モーニングクルーズで
GT-Rイタルデザインが日本初のお披露目
毎月1回、第2日曜日の朝7時から代官山Tサイトで開催されている『モーニングクルーズ』。毎回様々なテーマを設けて開催されているこのモーニングクルーズで、スペシャル企画が開催された。
通常のモーニングクルーズとは異なり、第四日曜日に開催されたこの企画は、7月のグッドウッドで実車が初公開され、8月のモントレーにも出展された『Nissan GT-R50 by Italdesign』の日本初公開となるもので、特別企画にあわせたテーマ車『35GT-R』のオーナーを募って実施されたもの。
日産からは他にも1995 NISMO GT-R LM BCNR33、1972 Skyline 2000GT-R Racing Concept(KPGC110)など、通常は座間のニッサン・ヘリテージ・コレクションに所蔵される特別な車両も展示された。
朝7時から10時までという開催時間の限定されたイベントではあったが、東京・渋谷区の代官山Tサイトの前には、早朝から35GT-Rを中心にしたスカイライン・ファンが車列を作った。
ちなみに、『Nissan GT-R50 by Italdesign』は、かつてジウジアーロが興した(現在は関係性がない)イタリアのデザイン会社『イタルデザイン』が製作する、GT-R NISMOをベースにしたいわゆるコーチビルド。
1968年に設立されたイタルデザインの50周年を記念したプロジェクトでもあり、開発や設計、製造は同社が手がけ、内装や外装のデザインは日産が担当するというもの。
気になる販売価格は約90万ユーロ(約1億1890万円)からと発表されており、生産台数も50台以下と報じられている。それがこの日はパーテーションもないまま、エンジンやインテリアまで自由に撮影でき、車内に乗り込むことも、1億円以上という美しい個体を十分に楽しむことができたイベントであった。
開催日|2018年9月23日(日)
開催場所|代官山Tサイト
主催|代官山蔦谷書店
PHOTO|Kazutoshi AKIMOTO
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