ヴィンテージの極限を目指したファンキーな キャンピングカー|1952 FORD F2 BOYERTOWN TOURWAGON

1872年に創業されたボイヤータウン・オートボディワークスは数多くのクルマをワゴンにカスタマイズしてきた。展示されているのは1952年のフォード・ステップワゴンをベースに製作されたツアーワゴンで内装は当時のままを保ったレアなもの。運転席上部のロフトはボイヤータウン・オートボディワークスがカスタマイズした数年後に設置されたものだが、これは子どものためのベッドルームとして使用できるように追加されたという。

コックピットの計器も、ハンドルもオリジナルだ。そしてドライバーシートもソファももちろん当時のオリジナル状態を保っている。ただし、エンジンはさすがにオリジナルではスピードがまったくでずに危険なため、ダッジ製のV8に換装。

オーナーのジョン・アニュー氏はこのキャンピングカーの周囲に無造作とも思えるようにチェアを配し、ラグを敷き詰める。そして自分のキャンプサイトを愛情をこめてファンキー・ジャンキー・ファームと呼ぶ。主役はもちろん自慢のボイヤータウンだ。このいかしたキャンピングカーには、いつも人だかりがして、笑いが絶えなかった。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|Camp Goods Magazine
PUBLISHED|2017
SOURCE|キャンプ・グッズ・マガジン Vol.1


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