毎日がアウトドア Every day is Outdoor!!

 都心からクルマを走らせること3時間。辿り着いた長野の地は溢れんばかりの新緑を楽しむことができ、日々モニターに向かい合っている目の保養となった。平野部でも積雪が多いこの地域では、やっと春本番を迎えたところだった。こんなに素敵な場所での生活を頭に思い浮かべながら北
上を続け、国道から一本裏の道に入り住宅街を進むと見えてきた大きな屋根の家。今回取材させていただいた鈴木さん一家の住むログハウスだ。

 アメリカンカントリースタイルといった雰囲気で纏められた鈴木さん宅のインテリアは、ログハウス特有の木のぬくもりを存分に感じ取ることができ、ゆったりとした時間の流れを楽しむ余裕を感じさせてくれる。

 「実家がログハウスだったこともあり、ログハウスでのメリット、デメリットはもともと体に染みついていました。湿気がとても少ないので家の中にカビが生えるようなことはないですし、洗濯ものもすぐに乾きます。なんとっても木に囲まれた生活は落ち着きます。だからログハウスを建てることは前々から決めていました。結婚をして家を建てようと考えていた時にちょうどいい土地が見つかり、BESSの展示場を見に行ったのです。色々なタイプのログハウスがあったのですが、一階と二階にウッドデッキを持ち、その部分にもしっかりと軒が掛かっている“G-LOG”を選んだのです」と話す奥様。

 イタリア語で“巣”を意味する「NIDO」という軒下ベランダが備わるBESSのG-LOGは、家の中と外とを分け隔てなく楽しむことができるステージの一体感を構築している。天気が良ければ日向ぼっこやBBQを楽しむと言う鈴木さん一家。以前はアウトドアレジャーにも良く行っていたそうだが、このログハウスが完成してからは、家に居ながらにしてグランピング的な遊びができるため、子供が
まだ小さいこともありキャンプなどに出る機会は減ったと話す。

 「ログハウスと言っても私の実家が丸太ログだったのに対し、この家は角ログなので、壁面に収納を取り付けたりするなど有効活用することができます。それにログハウス特有の木の割れも少ないですね。ログハウスも進化しているようです」と鈴木さん。以前はほとんどDIYをしなかったというご主人も、このログハウスでの生活が始まってから必然的にDIYを行うようになり、薪割りから棚造りまで、ご家族一丸となって楽しんでいる様子が伺える。ログハウスでの生活は、そこで育つ子どもにとってもいい環境となっているだろう。

 春を迎え、これから夏になるとさらに過ごしやすくなることだろう。良い季節の中家に居ながらにしてアウトドアレジャーを堪能しつつ、次の冬に備えて薪棚の増設を進めるなど、四季を通じて素敵なログライフを送ってゆく。

BESS公式ホームページ
https://www.bess.jp

PHOTOGRAPHS|NAOKI FUKUDA
TEXT|DAN KOMATSU
SOURCE|Cal Vol.16


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