【TRY OUT!】人コットン混紡素材のニューカマー「ogawa ツインピルツフォーク T/CV」

コットン+ポリエステル=ポリコットン。軽量かつ通気性のよい新素材は設営も楽にしてくれる。巨大なテントとは思えないほど設営も簡単。2ポールの代表的なモデルに、いざチャレンジ!

テントの到着時にまず思ったのは、その軽量さ。最大収容人数が8人という、いわば巨大なテントにもかかわらず、収納サイズもコンパクトで、肩にかけて移動できることに驚かされた。

このため設営も思いのほかシンプル。まず、幕体をグラウンドに広げて「スタンディングテープ」の四隅をペグで止める。この四隅のペグダウン前にやっておきたいのがテンション調整のベルトを半ばまで緩めておくこと。こうしておけば、無理にテンションをかけてペグダウンする必要はない。あとでテンション調整ベルトを引いてテンションをかけてやればよい。

残りの四隅(計8箇所)を適度にペグダウンしたら、次はポールを立てることに。ポールは2本。それぞれテンションコードでつながっているので、組み立ては超簡単だ。屋根部分の両端それぞれにポールを立てるのだが、これまたあまり力を必要としない。これでだいじょうぶか(?)という不安が脳裏をよぎるも、とにかくテントはしっかりと屹立してくれている。

あとは、張り綱を指定位置に張り巡らし、テンション調整ベルトと張り綱を調整すれば、ピンとした外観のできあがり。初めての設営に加え、1人作業でもあったため、約30分を要したが、慣れれば15分で設営可能だろう。また2人での設営なら10分以内でできそうだ。

設営後に思うのは「とにかく広い」ということ。開口部の跳ね上げがタープの機能も果たすため、両面を跳ね上げると、とてつもなく広いキャンプ・サイトが実現可能だ。ポリエステルとコットンの混紡生地ポリコットンを採用した、軽量かつ通気性・防水性・速乾性にすぐれたいいとこどりのテント。タープ不要の大きな跳ね上げも大きな魅力だ。

ちなみにツインピルツフォークは別途インナーテントを内部に装着することで就寝スペースを確保するタイプ。インナーテントは左右のどちらでも装着できる上、ハーフやフルなどサイズも選べる。まさに使用用途に合わせて可変できる便利なテントだ。

【INFORMATION】
PRODUCT|ogawa ツインピルツフォーク T/C(ogawa Twin Pilz Fork T/C)
PRICE|9万5000円(税別)
WEIGHT|幕体:約8.4㎏ ポール:約1.7㎏
MATERIAL|フライ:T/C(耐水圧350㎜)、ポリエステル210d / ポール:6061アルミ合金φ30㎜
SIZE|幅630㎝ × 高さ210㎝ × 奥行き355㎝
CAPACITY|8人
PACKAGE SIZE|65㎝ × 35㎝ × 30㎝
COLOR|オフホワイト × ブラウン
CONTACT|ogawa
WEB|http://www.campal.co.jp
※スペックやデータは紙面掲載時のものです。最新の情報は上記WEBサイトなどでご確認ください。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|Camp Goods Magazine
PUBLISHED|2017
SOURCE|キャンプ・グッズ・マガジン Vol.1


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