【TRY OUT!】軽く丈夫で設営も簡単な万能ティピー「テンティピ・ジルコン 9CP」

ブランドにその名を冠するティピー型の専門ブランドがティンティピだ。6-11 人用サイズでは、廉価モデルでも11 万円代、ハイグレード版だと25 万円にも上るテンティピのティピー型テント。今回は中間モデルの「ジルコン」を試してみたが、その高い実力はまさしくホンモノだった。軽く丈夫で設営も簡単走攻守揃った万能ティピーである。

北欧スウェーデンのアウトドアブランド『テンティピ』。ティピー型のデザインもさることながら、なんといってもその最大の魅力は、夏は酷暑、冬は極寒な北極圏付近で開発・テストされた『Breathable Cotpolmex(呼吸するポリコットン)』と名づけれた生地だろう。内部で発生した湿気を効果的に外へ逃がす機能を持っており、特に結露が大敵となる秋冬キャンプでは、こうした機能が大きな利点となる。さらにこの優れた素材は取り扱い面でも大きな恩恵をもたらしており、今回編集部で使用した『ジルコン9CP』は幅530cmで最大10人が就寝可能なサイズながら、わずか13.8kgという軽量を実現している。

実際に設営してみると、シンプルな構造ながら高い機能性に気づかされる。テント内側のロープで操作頂点部のベンチレーションには、薪ストーブの煙突用の穴も設けられており、煙突側の断熱処理さえすれば置くだけで薪ストーブを使用できるのは嬉しいポイント。また、ボトムにも1カ所ベンチレーションがあり十分な風通しが確保できるほか、2カ所のベンチレーションと入り口には全てモスキートネットがついているので、夏場の利用も快適だ。そして設営時にも構造上の利点が垣間見える。わずか8本のペグダウンで設営可能で、付属のポールプレートを使用すれば1人でもわずか5-10分程度で建てられる。強風、悪天候に対応するためのガイロープも設けられており、まさに建てて良し、過ごして良し、悪天候でも良しの万能なテントといえる。

テンティピでは、同じティピー型ながら、構造、素材、サイズによって細かくラインナップが分かれている。ジルコンより機能を省いた廉価版『オニキス』と、逆にジルコンより素材、機能をグレードアップしたモデル『サファイア』の大きく3モデルがあり、それぞれポリエステルコットン素材の『CP』とナイロン素材の『Light』を設定。そして各モデルごとに5,7,9,15の4サイズが設けられているので、予算や使用用途、好みによって自分に合ったテンティピテントを選ぼう。

国内含め各メーカーからティピー型テントが展開されるなか、素材、構造などあらゆる面で高い水準にあるのがテンティピのテント。テント市場ではハイエンドな価格帯ではあるが、間違いないティピー型テントを求めるのなら候補から外せない一品と言えるだろう。

【INFORMATION】
PRODUCT|テンティピ・ジルコン9CP(Tentipi Zirkon 9CP)
PRICE|17万9000円(税別)
WEIGHT|13.8kg
MATERIAL|Breathable Cotpolmex C.(ポリエステル、コットンの混紡素材)
SIZE|底面φ530cm × 高さ310cm
CAPACITY|6-10人
PACKAGE SIZE|φ30cm×70cm
COLOR|ベージュ
CONTACT|テンティピジャパン
WEB|http://www.tentipi.jp/
※スペックやデータは紙面掲載時のものです。最新の情報は上記WEBサイトなどでご確認ください。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|SHUN AIHARA
PUBLISHED|2017
SOURCE|キャンプ・グッズ・マガジン Vol.1


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