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Away We Go! × 1967 TYPE2|Gunma, JPN

まるで魔法の様に、周囲を次々と笑顔にしてしまう不思議なクルマ、フォルクスワーゲン・タイプ2。すれ違う歩行者からドライバーまで、このクルマは、すべての人々を笑顔にしてしまう。ルーフキャリアに大きなトランクを載せて、さぁどこまでも走って行こう、タイプ2と共に。

誕生は1950年、元々はタイプ1から派生した貨物車である。故に荷物の積載に耐えるためにサスペンションはハードに、ギア比も低速型とされ、乗用タイプのデラックスグレードであったとしても、お世辞にも快適とはいえない乗り心地である。

大きく細いステアリングにはパワーアシストもない。一体何速に入っているのか、まったくわからないシフトレバーに、暗くて頼りないヘッドライト。クラシックカーとはいえ、論理的な思考で考えれば、フォルクスワーゲン・タイプ2を積極的に選ぶ理由は数少ない。

ところが、このクルマに惹かれて止まないというオーナーは尽きることが無い。それは、世界中でこのフォルクスワーゲン・タイプ2だけが持っている、不思議な能力によるところが大きいのだろう。

フォルクスワーゲン・タイプ2のオーナーならば、必ず知っていることがある。それは“タイプ2”には、周囲にいるすべての人々を“笑顔”にする、不思議な能力があることだ。多少の不便なんぞ、この魔法の力の前では些細なことに映ってしまう。

ひとたび、タイプ2で走り出せば、すれ違う人々が次々と振り返る。そして、その顔には満面に笑みがたたえられている。赤信号で止まれば、老若男女にかかわらず笑顔で指差しされる。運転するのも気持ちがいい。決して速くはない、いや現代の交通環境下では相当に遅いスローヴィークルだけど、タイプ2はいつもゆっくりと、確実に前へ進んでいく。トコトコと走るクルマの中で、ドライバーもいつしか笑顔になっていることに気が付くことだろう。

幸いにして、後部キャビンには十分なラゲッジスペースも用意されている。キャンプ道具も旅行鞄も、すべて飲みこんでしまうだけの包容力がこのクルマにはあるのだ。それでも足りなければルーフキャリアに荷物を縛って走り出すことだって。

「恋する女」も「働く男」も、そして「愛する夫婦」も。フォルクスワーゲン・タイプ2に乗り込んで走り出せば、笑顔に満たされた毎日が始まる。 「さぁ、旅に出よう」、タイプ2と一緒に。

【INFORMATION】
SHOP|TOA INTERNATIONAL
ADD|神奈川県横浜市鶴見区朝日町2丁目100
OPEN|10:00 – 19:00(月-金)/ 11:00-18:00(日)
CLOSE|土曜日
WEB|http://www.toajp.com
PHONE|03-3792-7151

PHOTO|NAOKI FUKUDA
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
STYLING|KAZUNARI_HAYAKAWA
MODEL|LECA, GENIA K
PUBLISHED|2017
SOURCE|Volks Wagen Life Style Book vol.02


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