Jeep×LOG HOUSE -Jeep CJ-7とログハウスが持つ“ラフ”な共通点-

もともとは家の購入を考えていなかったオーナーが出会ったBESSの家。そこには長年楽しんできたジープにも通ずるワイルドな世界が詰まっており、とても魅力的なものだった。自然に囲まれた里山での新生活はとても快適なものだと言う。

好みのスタイルと利便性を両立する家

 家を建てるという行為は、多くの人にとって人生の一大イベントとなり、それをひとつの目標として仕事をしているという人もいるだろう。今回取材した山口さんの家は、カスタマイズされたジープとログハウスというワイルドなスタイルで人目を惹きつけるなんとも素敵なお住まい。実はほんの数年前までは家の購入など考えてもいなかったが、急に思い立ったように家を購入したという珍しい例だ。
 「ジープのカスタムなどにお金をかけてしまって、特に家の購入のための貯蓄などもしていなかったですし、たまに行く住宅展示場もどちらかというとドライブのついでに冷やかしで立ち寄るような感じでした。ただ、なんとなく自然に囲まれた里山での生活に憧れるようになったのがきっかけです」と話す山口さん。まずは生活のリズムをつかむことや環境に慣れるため、それまでの通勤の便がいい場所に借りていた家を離れ、郊外に部屋を借りることから始めた。そうすると、思っていた以上に快適な生活を送ることができたという。そして、次のステップとして古民家を購入してリノベーションすることを模索したが、いろいろと調べていくうちに想定以上にコストが掛かることを知り、「それならば新築で家を建てようということになりました」と話す。そのような経緯を経て、以前から興味を持っていたBESSのカントリーログを選択した。
 家の前に置かれた1980年式のジープは10年ほど前に購入したもので、足まわりを中心にカスタマイズされており、仲間とオフロードスポットに行くことやレース参戦を楽しんでいる。そのジープの為に用意されたカースペースは、大きな岩を使いロックステージがイメージされているのが特徴的だ。家の中に入ると、広々とした土間や吹き抜けが開放感あふれる空間をつくっている。「ログハウスはラフな感じがジープにも通じると考えているのですが、この家のポイントはなんといっても土間ですね。住み始める前は汚れや冬場の寒さなど不安もあったのですが、実際に生活してみるととても快適で、人も招き入れやすく、むしろ土間があることでの利点が多いことが分かりました。昔はどの家にも土間があったはずなのに、現在はその文化がなくなってしまったのが残念です」と山口さん。
 このログハウスに住み始めてからまだ1年ほどしか経っておらず、まだ手付かずの部屋もあるのだと山口さんは言うが、シンプルにまとめられたインテリアはアイアンや自然素材を使ったものが集められておりとても雰囲気が良い。今は家にいる時間を大切にしており、この家も手塩に掛けて育ててきたジープと同じように、これから長い時間を使って育ててゆくのだと話してくれた。

カントリーログハウス〔クールテイスト〕
大きな折れ屋根を持つBESS のログハウス。広々とした土間や大きな吹き抜け、ウッドデッキなどを標準で備えており、非日常を日常にしてくれるような空間となっている。全国3か所にあるBESS の展示場で触れて、その魅力を体感してほしい。
総合展示場BESS スクエア
03-3462-7000


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