アメリカンガレージに生まれ変わった 農機具小屋

もっとも、居住空間としての完成度を高めるため、キッチンや照明などは新たに追加。キッチンは実家で廃棄予定だったシンクを引き取り、配水管を埋設して施工。天井の梁に隠された電気配線も全て自分で作業した。なんでも自分で作業してしまう吉岡さんが、本格的にDIYにはまったのはここ5年程。元々建設関連の仕事で板金の技術は会得していたが、20代後半はツーリングに熱を上げており、30歳頃から”走る”よりも”作る”方に興味が向いたという。

週末は極力DIYに時間を割くようになり、このガレージはその頃から作り始めて足掛け5年。毎週末作業を重ねて完成させた最大のDIY作品でもある。「勤務時間中も、土日に何の作業をどの順番でやるかを考えていました」と彼は笑う。現在は、ほぼ完成したガレージでの作業も減り、敷地内に次なるガレージ建築を計画中。

「大好きなガレージで父と一緒に一台のクルマをレストアするのが夢なんです」とこっそり話してくれた。さらに、15歳になる息子さんにオーバーホールして組み立てるためにバイクを1台買い与え、「まだ免許も取れない年齢ですけどね」と笑う吉岡さん。一家のDIYスピリッツは四代にわたって脈々と受け継がれているようだ。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2018
SOURCE|Garage Supply and Examples Vol.1


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