アメリカンガレージに生まれ変わった 農機具小屋

吉岡さんのガレージは、築100年超という古い納屋を基にしたもの。祖父が農具用器具を収納していたという古びた納屋は、吉岡さん自身が内装を仕上げ、アメリカン・スタイルのガレージとして完成させている。幼い頃からアメリカン・カルチャーに魅せられてきた吉岡さんだが、実はDIYスキルもまた幼少期から育まれてきた。

小さな頃から農業や木工のDIYに勤しむ祖父や、クルマとバイクが大好きで機械いじりを楽しむ父の姿を見ているうちに、好きなことを何でも自分でやってしまう性分になったという。さらに仕事の関係で、アメリカ現地へ長期滞在する経験も積み、本物のアメリカン・ガレージを学ぶ環境にも恵まれた。

この結果、シボレー・C10に相応しい、“古き良き”という言葉がぴったりなガレージを築き上げられたのだ。ガレージは、瓦屋根にトタン波板の外壁と納屋の面影を強く残す一方、内装は全面に散りばめたアメリカン雑貨や中央に設置したバーカウンターなど、アメリカの片田舎にありそうなガレージを想起させる仕上げとなっている。

一部に見える白い漆喰壁や天井部の堅牢な梁をあえて手を付けず当時のまま残している点も、古びた印象を強調しているポイントだ。「祖父が大事にしてきた納屋を極力そのまま残したく、梁や壁には手を付けていません」と吉岡さん。壁面のウッドパネルも実は上下に縁を設けて元の壁の上からはめ込んでおり、いつでも元に戻せるように気を遣っている。


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